ピアズの子会社Qualiagram、AIロープレ「mimik」の量子コンピューティング技術を用いた接客ビッグデータ解析・活用研究を開始

■量子コンピューティングスタートアップと協働

 ピアズ<7066>(東証グロース)の子会社である、Qualiagramは、ロープレ支援AIサービス『mimik』の提供を通じて、表情とトーク内容の組み合わせに基づく、接客についての知見を蓄積しており、最終的には、アバター技術にこれらの知見を実装し、一人一人の顧客に対して最適化された接客体験の構築を目指している。

 同社は、資本業務提携先のKandaQuantum(KQ社)と協働し、Qualiagramの接客ビッグデータと接客AI技術と、KQ社の量子コンピューティング技術※1を組み合わせ、接客に関する無限に近いビッグデータ解析を行うことで、より精度の高いAIロープレ支援へとアップデートしていくこととなったと発表。

 ※1=量子コンピューティングとは、量子力学の法則により従来のコンピュータではできなかった並列処理、数十億のデータパターン特定を可能とすることでスーパーコンピュータでも数千年かかるような処理を超高速に解決できる技術のこと。

 Qualigramが提供するAIロープレ『mimik』は、接客の最善線で事業を行ってきたピアズグループのビッグデータとノウハウを結集し、AI技術を活用することで社会実装に足るAIロープレと進化してきた。

 しかしながら、真のAI接客の実現には、トークスクリプト、表情、音声、身振り、提示資料、タイミングなど、多数の要素が絡み合い、無限に近い組み合わせ問題を解くことが必要になってくる。

 このような組合せ爆発が起こるような問題の解決を得意としているのが量子コンピューティング技術であり、これら複数の種類の情報を処理することが可能な技術が「マルチモーダル技術」と呼称されている。

 同社と資本業務提携をしたKQ社は、当該量子コンピューティング技術に強みを持つスタートアップであり、ピアズグループの持つ接客のビッグデータ解析を加速化させる技術を持つことから、KQ社との間で「接客に関するマルチモーダル最適化」に取り組むことに合意した。

 現状、Qualiagram側では、接客技術の高いロールモデルを「真似る」仕組みを発展させ、顧客の反応を再現するAI(「mimik NEST」)の開発実装に取り組んでいるが、量子コンピューティング技術の活用により、接客と顧客の反応の関係や組み合わせパターンに関するデータ蓄積が大幅に加速化でき、「マルチモーダル最適化」の学習素材としての活用がより一層進むシナジーが期待される。

 同社とQualiagramでは、引き続き、AIだけでなく、量子コンピューティング技術などにも積極的に挑戦し、店舗運営や接客のデジタルトランスフォーメーションを加速化していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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