ストリームの第2四半期は外部サイトやスマートフォンサイトでの集客が伸長、増収大幅増益を達成

■進捗率は各利益項目とも好調に推移

ストリーム<3071>(東マ)の15年1月期第2四半期(15年2月~7月)連結業績は8月24日に増額修正しており、売上高が117億4400万円(前年同期比8.9%増)、営業利益が2億3000万円(前年同期は1000万円)、経常利益が2億3600万円(前年同期比9.0倍)、四半期純利益が2億300万円(同94.5%増)となり、増収大幅増益を達成した。

発表によると、インターネット通販事業において、前期から継続実施しているアイテム数の充実、在庫の適正化、および市場価格への迅速な対応などの施策が奏功し、また、「楽天市場」など外部サイトやスマートフォンサイトでの集客が伸長している。

主要商品の売上動向は、前年同期比で家電11.3%増、パソコン14.5%増、周辺機器・デジタルカメラ21.7%増と前年の実績を上回る業績となり、売上高は106億6400万円(前年同期比6.2%増)、営業利益1億5600万円(同74.7%増)となった。

その他事業では、子会社のエックスワンにおいて「ダイエットサプリメント」などの新製品の販売も好調に推移しており、また、直営によるコスメ・ブティック「XLUXES GINZA」及びエステ・サロン「XLUXES AOYAMA」を開設し、更なる顧客開拓と販路拡大策を展開している。売上高は12億2900万円(前年同期比61.9%増)、営業利益7400万円(前年同半期は△7700万円)となった

通期の連結業績見通しは、前回予想(3月13日公表)を据え置いて、売上高は214億6500万円(前期比5.5%増)、営業利益は3億7400万円(同33.7%増)、経常利益は3億7000万円(同23.0%増)、純利益は2億9800万円(同14.5%増)と増収増益を見込んでいる。

なお、通期業績計画に対する第2四半期の進捗率は、売上高54.7%、営業利益61.5%、経常利益63.8%、純利益69.3%に達し、好調に推移している。

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