サンリオは買い気配のまま7000円(294円高)に乗って始まる、業績予想の大幅な増額など好感

■選別買い集まり全体相場の下げに逆行高

 サンリオ<8136>(東証プライム)は8月3日、買い気配のまま7000円(294円高)に乗って始まり、日経平均の300円安など、全体相場の下げに逆行高となっている。2日の16時に第1四半期連結決算(2023年4~6月)と業績予想(第2四半期、3月通期)の大幅な増額修正を発表し、選別色の強まる相場で注目度がアップしている。

 4~6月の連結売上高は前年同期比46.9%増加し、営業利益は同2.5倍に急増した。国内の店舗・テーマパークが国内客や外国人観光客の回復を受け、国内外のライセンス事業も好調だった。3月通期の売上高は従来予想を13.3%上回る841億円の見込みに、営業利益は同51.8%上回る170億円の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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