千葉銀行が高値を更新、銀行株高に加え「マリンスタジアム」の改修・建替え案件も材料視

■千葉市が来年度中に具体案を決めると伝えられ大型案件になる期待

 千葉銀行<8331>(東証プライム)は8月30日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて3%高に迫る1048.0円(26.0円高)まで上げ、約半年ぶりに年初来の高値を更新している。日銀による金融政策の見直しへの期待などを受け、銀行株が断続的に上値を追う相場となっている中で、同行には「ZOZOマリンスタジアム」の改修・建替えという期待材料があるとして注目される様子がある。

 8月29日、「プロ野球・ロッテの本拠地『ZOZOマリンスタジアム』の改修や建て替えといった方向性を検討するための調査結果を千葉市がまとめ、来年度中に具体案を決めることにしています」(NHKニュースWEB)と伝えられた。新たに建てる場合には最大およそ650億円が必要との試算などが伝えられた。千葉市の「指定金融機関」は千葉銀行、千葉興業銀行、京葉銀行、みずほ銀行、などとなっており、千葉銀行は、いわばメインバンク。マリンスタジアムの費用についても、この序列に応じた配分で関与できるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■360度カメラ映像と3Dモデルを組み合わせ、作業員の動きも把握  東洋建設<1890>(東証プラ…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■コロナ禍前比2割減、運転手確保が喫緊の課題に  2024年、タクシー業界は深刻な危機に直面してい…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■決算発表を控えた金関連株、消去法で選好される可能性も  米国の10年物国債利回りが一時上昇したも…
  2. ■米国第一主義の行方と市場の動揺、金価格は史上最高値へ  石破茂首相と穏かに共同記者会見をするトラ…
  3. ■業務効率化や生産性向上で目覚ましい成果  生成AIの導入が、日本の大手企業で加速している。パナソ…
  4. ■個人利用率わずか9%、中国の6分の1以下という現実  日本のデジタル化の遅れが、生成AI分野でも…
  5. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  6. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る