石油資源開発が高値を更新、原油相場の回復を受け配当狙いが刺激されたとの見方も

■年間配当を前期の50円から220円に引き上げ単純利回り5%超に

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は8月22日、時間とともに強含んで一段高となり、午前10時30分にかけて3900円(135円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに高値を更新し、2015年以来の高値に進んでいる。ここNY原油相場が強含み90ドル/バレル台を回復してきたため、8月初旬に年間配当を前期の1株50円から220円に引き上げたことによる配当狙いの買いが刺激されているとの見方が出ている。

 8月9日、大幅増配を発表し、今期・2022年9月中間配当は前期の1株25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直し、3月期末配当も前期の25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直した。株価に対する単純利回りは5%超になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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