JMCは後場もストップ高買い気配、決算発表から上げに弾みつき鋳造新棟の操業開始で一段高

■今12月期は純利益など2期連続で最高益を更新の見込み

 JMC<5704>(東証グロース)は9月4日、再び一段高となり、前場ストップ高の1115円(150円高、16%高)で値がついたまま後場はストップ高買い気配を続け、2020年2月以来の1100円台に進んでいる。8月中旬から上げに弾みがつく相場となっている中で、「コンセプトセンター」(長野県飯田市、鋳造工場)第8期棟の操業を9月1日に開始と発表済み。9月4日は稼働が本格化するとあって、再び期待が高揚したとみられている。

 株価は、8月14日に第2四半期決算を発表した翌日にストップ高となり、以後、相場が変わったように上値を追う展開が続いている。同23日には「コンセプトセンター」の操業を9月1日に開始と発表し、翌24日は再び急伸し14%高(112円高の933円)となった。上げに弾みがつく展開となっており、9月4日は、稼働が本格化したことを材料にした買いが呼び水になり、買いが買いを呼ぶ相場に発展したと見られている。今期・2023年12月期の業績は純利益などが2期連続最高益を更新する見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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