レーザーテックが出直り基調、「柱のマスク検査装置は膨大な受注残」などとされ見直される

■10月1日から225種構成銘柄に、需給に厚みつく要因

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は9月14日、2日続伸基調となり、午前9時40分にかけて5%高に迫る2万2095円(970円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り継続となっている。このところ日米金利の上昇観測などを受けたグロース株安に埋没する相場が続いているが、12日の高輝度EUVプラズマ光源に関する開示に続き、13日には「四季報先取り」(東洋経済・四季報オンライン)で「柱のマスク検査装置は膨大な受注残の消化で活況」などと伝えられ、事業の好調さが改めて見直される様子となっている。

 また、同社株は日経平均225種構成銘柄の定期見直しにともない、10月1日から225種に採用される。今回は同社とニトリHD<9843>(東証プライム)、メルカリ<4385>(東証プライム)の3銘柄が採用され、証券会社からは同平均型で運用するファンドによる組み入れ需要は3銘柄の中で最も小さいとの予想が出ているが、需給に厚みがつく要因であり、買い増加要因であることは事実として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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