【株式市場】前場の日経平均は393円安、円安恩恵株も重く「年金運用に行動規範」影響の見方も

◆日経平均は3万1365円92銭(393円96銭安)、TOPIXは2292.04ポイント(22.40ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億8644万株

 10月3日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQと半導体株指数の4日続伸に反して東京エレク<8035>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)などが軟調となり、円安継続にもかかわらずトヨタ<7203>(東証プライム)はじめ自動車株が重く、鉄鋼、大手商社株なども下げ模様となった。機関投資家が下期の運用本格化の前に現金ポジションを広げるいつもの動きとの見方の一方、「年金運用に行動規範」「運用成績公開」(日本経済新聞朝刊)との政府方針が影響との見方も。日経平均は151円安で始まり、中盤に498円89銭安(3万1260円99銭)まで下押し、前引けは100円ほど持ち直した。

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり率1位となり、政府の「ガバメントクラウド」に参加の方針との報道など材料視。KTC(京都機械工具)<5966>(東証スタンダード)はトヨタ車など向けの重量50%軽減新工具など材料視され再び急伸。アクセスグループ・ホールディングス)<7042>(東証スタンダード)はプロネクサス<7893>(東証プライム)との提携が好感されストップ高。ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は新薬候補の新たな導出先を巡る期待や抗体新技術への期待再燃とされ一段高。セルシード<7776>(東証グロース)は再生医療品に関する製造許可更新が好感され反発。

 新規上場の西部技研<6223>(東証スタンダード)は、取引開始後まもなく2687円(公開価格2600円の3%高)で売買が成立し初値をつけ、その後は2695円から2525円の間で売買され、前引けは2618円。また、ニッポンインシュア<5843>(東証スタンダード)は取引開始から45分後に1005円(公開価格810円の24%高)で初値をつけ、その後1036円(同28%高)まで上げたが前引けは916円。

 東証プライム市場の出来高概算は7億8644万株、売買代金は1兆8034億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は391銘柄、値下がり銘柄数は1397銘柄。

 東証33業種別指数で値上がりした業種は空運、食料品、の2業種にとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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