フォーカスシステムズはベトナムの日系ソフトウェア開発会社への出資を決定

IR企業情報

■協業関係をより強固なものとし、さらなるビジネス拡大を目指す

フォーカスシステムズ<4662>(東2・売買単位100株)は、ベトナムの日系ソフトウェア開発会社インディビジュアルシステムズ社(以下「IVS」)と当社がIVSに対し、現地当局の許認可等の取得を前提として、出資する事で合意した。当社の出資比率は10%となる見込み。

日本国内においてはIT投資が活発化しており、当社が得意としているソフトウェア開発事業の受注状況は順調に推移している。しかしながら慢性的な技術者不足が続いており、より一層のビジネス拡大を妨げる要因となっている。

また、当社の顧客からの要望や競合他社との競争関係において、ソフトウェア開発工程におけるコストダウンは大きな課題となってきている。

IVSは2002年の創業以来、ベトナムのエンジニアの育成と日本向けオフショア開発の実績を着実に積み、現在日系IT企業としてはトップクラスの200名を超えるエンジニアを抱えている。また、ベトナムに進出している日系企業を中心に現地でのSI事業も毎年拡大している。

このような背景のもと、両社は2013年からオフショア事業での取引関係を続けてきたが、これまでの協業関係をより強固なものとし、さらなるビジネス拡大に繋げていくため、出資することを決めた。

IVS内にオフショア開発センター(ODC)を設置し、3年後までに100人規模の体制を構築する。また、ベトナム国内および周辺ASEAN各国の現地マーケットに対するSI事業の進出・拡大を実現することが出資の主な目的となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る