ペルセウスプロテオミクスは急激に出直る、新薬候補に関する発表を好感

材料でみる株価

■9月中旬に急動意となり、新薬開発の進展に対する期待強い

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は10月23日、買い気配の後11%高の481円(48円高)で始まり、急激な出直りとなっている。前取引日(10月20日)の16時前、赤血球が異常に増える疾患であるPVに対して赤血球数を正常化する効果が期待される新薬候補の第I相試験について、このたび被験者の組み入れが完了したと発表、今期(2024年3月期)中に試験を完了させる予定とし、期待が強まっている。

 同社株は9月中旬から急動意となって騰勢を強め、10月11日に694円まで急伸した。9月22日に開発中の新薬候補のアグレッシブNK細胞白血病(ANKL)に対する医師主導第1/2相試験で初回投与が行われたと発表するなど、新薬開発の進展に対する注目が強まっている。相場は関連発表に反応しやすくなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る