エスプール、北海道木古内町とゼロカーボンシティ推進に関する包括的連携協定を締結

 エスプール<2471>(東証プライム)は24日、北海道木古内町(町長:鈴木 慎也)と包括的連携協定を締結し、同町の持続可能な発展や地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始すると発表。

■協定の背景

 同社は、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の算定や環境情報の開示支援を行う子会社、ブルードットグリーン株式会社のノウハウを活用し、自治体を対象にした脱炭素社会への移行支援サービスを展開している。

 一方、木古内町は、再生可能エネルギーの促進や環境の保全など地域の持続的発展のために、2022年に「木古内町地域脱炭素将来ビジョン」を策定し、公共施設のLED照明導入など、省エネルギー化にも積極的に取り組んでいる。2023年には「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までにCO₂の排出量を実質ゼロにすることを目指している。

 このような中、同社は木古内町と包括的連携協定を締結し、同町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。今回の木古内町は全国で10件目、北海道では初の提携となる。

■業務連携の内容

 同提携は、木古内町のゼロカーボンシティ実現に向けた推進計画策定、および実行の支援を中長期的に行っていく。具体的にはCO2排出量の算定や削減に向けたロードマップの策定、町民及び事業者への環境活動に対する普及活動などを実施していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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