特殊電極は大幅増配が好感され一時ストップ高、年間配当を89円(従来予想比53円増)に

■中間配当は44円(前期比26円増)、3月期末配当は45円(同17円増)

 特殊電極<3437>(東証スタンダード)は10月26日、配当方針の見直しによる大幅増配が好感されて前場一時ストップ高(500円高の2659円)まで上げた。後場は13%高の2430円(271円高)で始まり売買交錯だが、日経平均600円安など全体相場の下げが安定化すれば見直されるとの期待が出ている。

 25日の15時に配当方針の変更と配当予想の修正(増配)などを発表。株主への利益還元を経営上の最重要課題の一つと考え、配当金額の目標をDOE(連結株主資本配当率)2%と定めたことに伴い、2024年3月期の年間配当予想を1株89円(5月に開示した従来予想比53円増、前期比43円の増配)に修正するとした。中間配当金は44円(前期比26円の増配)に、3月期末配当は45円(同17円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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