【株式市場】前場の日経平均は263円高、円安とNY株高など好感、終値ベースでの33年ぶり高値を一時更新

◆日経平均は3万3715円55銭(263円72銭高)、TOPIXは2392.95ポイント(14.76ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億2209万株

 11月24日(金)前場の東京株式市場は、NY株の反発と為替の円安が好感されてホンダ<7267>(東証プライム)などの自動車株が軒並み上げたほか、日立<6501>(東証プライム)、富士通<6702>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)なども堅調で、大手商社、海運株などもしっかりとなった。半導体関連株は高安混在。日経平均は300円高で始まり、午前11時に366円03銭高(3万3817円86銭)まで上げ、終値ベースでの1990年3月以来の高値を一時更新。前引けも高い。

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)が次第高となって約2週間ぶりに最高値を更新し、高業績相場の中での調整一巡感にAI新技術の発表が重なり注目再燃。日本システム技術<4323>(東証プライム)は株主優待の開始と創立記念優待が好感され急伸。三菱重工業<7011>(東証プライム)は事業説明会での宇宙防衛事業拡大見通しが好感され活況高。ショクブン<9969>(東証スタンダード)は急伸ストップ高となり不二家<2211>(東証プライム)との提携を好感。ケアネット<2150>(東証グロース)は一時ストップ高となり東証プライム市場への移籍など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は6億2209万株、売買代金は1兆6961億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は1074銘柄、値下がり銘柄数は525銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、輸送用機器、ゴム製品、精密機器、保険、ガラス土石、医薬品、非鉄金属、不動産、金属製品、建設、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る