TOPPANホールディングスが出直り強める、新マーケティング戦略「CXM」などに期待

■東京・渋谷のランドマーク施設で開始、来街者を継続的に呼び込む

 TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)は11月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は3556.0円(79.0円高)で始まり、ここ2か月ほど続く横ばい小動きの相場から出直っている。24日付で、11月30日に竣工する東京・渋谷の新たなランドマークの商業施設「シブヤ・サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の一部施設で新たな取り組みを始めると発表したほか、25日には「半導体関連に600億円、生成AI需要見込む」(日本経済新聞11月25日付朝刊)と伝えられ、注目再燃となった。

 東京渋谷での新たな取組は、「CXM」(顧客体験管理)」と呼ばれる新たなマーケティング戦略の考え方を一部施設の運営に導入し、施設として来街者を継続的に呼び込むイベントやキャンペーンの企画、魅力的な企業や団体、クリエイターとコラボレーションなどを実施していくとした。今後の拡大につながる取組として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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