【株式市場】個別物色が活発で日経平均は軟調だがマザーズ指数などは堅調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8173円14銭(91円08銭安)、TOPIXは1475.25ポイント(4.98ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億4153万株

チャート6 14日前場の東京株式市場は、東証2部指数やマザーズ指数、日経JASDAQ平均が堅調続伸となった半面、日経平均やTOPIXは軟調に推移し、前週末のNY株102ドル高は好感されたものの対ユーロでの円高などが手控え要因になり、材料株を個別に買う展開となった。日経平均は朝方の79円85銭高(1万8344円07銭)を上値に軟化し、前引け間際に114円41銭安(1万8149円81銭)まで下げた。

 円高気味のため電力株屋小売株が高いほか、前週後半の豪雨による河川決壊や今朝の阿蘇山噴火などを受け、東洋建設<1890>(東1)ゼンリン<9474>(東1)アジア航測<9233>(東2)土木管理総合試験所<6171>(東2)地盤ネット<6072>(東マ)などが高く、テンプホールディングス<2181>(東1)は医薬品解析受託企業の買収などが好感されて高い。コムチュア<3844>(東1)はマイナンバー関連の出遅れとされて堅調。Aiming(エイミング)<3911>(東マ)は本日発売の季刊会社情報誌が積極評価などとの見方があり高い。

 東証1部の出来高概算は8億4153万株、売買代金は9057億円。1部上場1897柄のうち、値上がり銘柄数は947銘柄、値下がり銘柄数は840銘柄となっている。

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