興研が後場一段と動意強める、鳥インフル拡大や中国の肺炎報道など材料視

■防毒・防塵マスクの大手、「感染」関連のニュースに敏感

 興研<7963>(東証スタンダード)は12月1日の後場、一段と動意を強め、取引開始後は4%高の1686円(65円高)まで上げて出直り幅を広げている。防毒・防塵マスクの大手で、このところ鳥インフルエンザの発生が佐賀、茨城、埼玉の各県で確認と伝えられ、拡大が懸念されて特需への連想が広がっている。また、中国でマイコプラズマ肺炎と見られる肺炎への感染が広がっているとの報道も買い材料視されている。

 同社株は新型コロナ流行の初期をはじめ、こうした「感染」関連のニュースに反応する銘柄としての記憶が強いとされる。中国での肺炎流行を巡っては、在中国日本大使館が30日に在留邦人に注意喚起したと通信社などが伝えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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