鳥貴族HDが一時ストップ高、第1四半期の営業利益10倍、高進ちょく率に注目集まる

■8~10月好調で通期予想の4割を確保

 鳥貴族HD(鳥貴族ホールディングス)<3193>(東証プライム)は12月11日、大きく出直って始まり、取引開始後は一時ストップ高の3335円(501円高、18%高)まで急伸。今年9月につけた年初来の高値3795円に向けて上値を追う相場になった。前取引日8日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年8~10月)が前年同期比で売上高33.6%増、営業利益約11倍などと大幅に増加し、好感買いが先行している。

 第1四半期はコロナ明けにともない来店客数の回復が寄与、営業利益は約11倍の7億50百万円となった。7月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は18億61百万円(前期比31.3%増)だが、第1四半期でこの予想の4割を確保したため、進ちょくの好調さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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