レノバは3年ぶり安値圏から3日続伸、バイオマス発電所の運転開始時期ずれ込む影響を消化の様子

■5日続落幅を3日で回復し出直り強める

 レノバ<9519>(東証プライム)は12月29日、次第に出直りを強める相場となり、午前11時にかけて7%高の1216円(83円高)まで上げて約3年ぶりの安値圏から3日続伸となっている。12月22日にバイオマス発電所の営業運転開始時期のずれ込みを発表し、26日まで5日続落となったが、その後は出直って5日続落幅を3日で回復。転開始時期のずれ込みの影響は限定的との見方が出ている。

持分法適用会社・御前崎港バイオマスエナジーが保有する御前崎港バイオマス発電所の営業運転開始時期を変更し、これまでの「2023年12月中」から「2024年3月中(予定)」に見直した。長期間の安定稼働に向けたボイラ・タービン設備の最終調整に時間を要しているため。業績への影響は現在精査中とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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