エーザイが出直りを強める、中国でもアルツハイマー病治療「レカネマブ」承認を取得

■米、日に続き3カ国目の承認、24年度第2四半期中の発売に向け準備

 エーザイ<4523>(東証プライム)は1月10日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3%高の7513円(248円高)まで上げ、下値圏から6日続伸基調となっている。9日午後、「『レケンビ』(レカネマブ)、中国でアルツハイマー病治療剤として承認を取得」と発表、米国、日本に続いて世界で3カ国目の承認になったとし、期待が強まっている。

 発表によると、同製剤の中国での製品名は「乐意保」(一般名:レカネマブ)になる。中国国家薬品監督管理局(NMPA)より「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の治療」の適応で、承認を取得した。2024年度第2四半期中の発売に向けて準備を進めていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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