デクセリアルズはストップ高の後も活況高、業績・配当予想を増額修正、自社株買いと消却も好感

■自社株買いは上限180万株、取得した全株式を3月に消却

 デクセリアルズ<4980>(東証プライム)は2月6日、飛び出すような急伸相場となり、一時ストップ高の5146円(700円高、16%高)まで上げて上場来初の5000円台に進み、前引けにかけても5100円前後で活況高となっている。旧・ソニーケミカルで、5日の15時30分に発表した第3四半期決算とともに3月通期の連結業績予想と配当予想の増額修正、.自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、買い集中となった。

 今期・2024年3月期の期末配当は1株60円(従来予想比25円増)の予定とした。前期比では30円の増配になる。また、自社株買いは、180万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.96%)、取得総額60億円を各上限として、24年2月6日から同年3月19日までの予定で行う。さらに、これににより取得した自己株式の全株式数を24年3月27日付(予定)で消却するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る