あおぞら銀行は一時18%高、旧村上ファンド系の投資会社が5%超保有とされ思惑膨らむ

■2月初に株価急落しており業績低迷などへの打開策に期待が

 あおぞら銀行<8304>(東証プライム)は2月29日、一段と大きく出直り、18%高の2962.5円(451.5円高)まで上げた後も15%高の2890円前後で売買され、ほぼ1か月ぶりに2900円台を回復している。28日の夕方、「旧村上ファンド系のシティ、あおぞら銀株を5%超保有」(日経電子版2月28日 16:25)などと投資ファンドの介入が伝えられ、思惑含みとなっている。

 同行の株式を投資会社シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が2月20日時点で5.42%保有していることが「5%ルール」の報告書で明らかになったと伝えられた。

 同行の株価は、四半期決算の発表を受けて2月1日にストップ安となり、この日を含めた2日間で514円(約16%)の急落となった。米国の不動産関連融資での追加引当などを開示した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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