日産証券Gは配当倍増が好感され3年半ぶりの高値に進む、年間配当を7円50銭(前期比4円50銭の増配)に

■今3月期末配当は6円50銭(前年同期比3円50銭の増配)を予定

 日産証券G(日産証券グループ)<8705>(東証スタンダード)は2月29日、急伸一段高となり、前場16%高の254円(35円高)まで上げた後も13時にかけて248円前後で売買され、2020年8月以来、約3年半ぶりの高値になる250円台に進んでいる。28日の15時に「配当方針の変更及び期末配当予想(増配)」を発表、新たに具体的な配当性向(総還元性向)を定め60%以上としたことなどが好感されている。

 さらなる株主還元策の充実を図ることなどを目的として、定款に「配当性向(総還元性向)を60%以上」と明記し、直近まで未定だった今期・2024年3月期の期末配当予想を1株当たり6円50銭(前年同期比3円50銭の増配)と決定した。中間配当を1円実施済みのため、年間では7円50銭(前期比4円50銭の増配)になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る