エスプールグループ、booost technologiesとブルードットグリーン、企業の環境経営支援で連携

■プラットフォームとコンサルティングを掛け合わせ、企業のカーボンニュートラルを推進

 エスプール<2471>(東証プライム)グループのエスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区)は3月12日、booost technologies株式会社(東京都品川区)と業務連携し、両者の取引先等に対する環境経営支援サービスのさらなる充実化を図っていくと発表。

■背景

 2024年1月、サステナビリティ情報開示における世界共通の基準(ISSB)が適用となり、環境経営に関わる情報開示を促進する動きが世界で拡大している。近年では自社の直接的なGHG排出量だけでなく、サプライチェーン上で発生する環境への影響の把握も重視されており、サプライチェーン全体でのGHG排出量開示のため、取引先から情報開示を求められるケースが増加している。こうした背景から、上場企業だけでなく多くの企業にとってGHG排出量の把握や削減目標の設定およびその実行が喫緊の課題となっている。

■業務提携の内容

 ブルードットグリーンではカーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、GHG排出量の算定やTCFD・TNFDに沿った情報開示など、環境経営への取り組みをトータルでコンサルティングしている。

 一方、booost technologiesでは、GHG排出量を可視化する「booost GX」を提供しており、サプライチェーン全体での排出量の把握が可能となるシステムを展開している。

 同連携では、「booost GX」を利用する取引先企業に対して、環境経営を具体的に推進するためのコンサルティングをブルードットグリーンが提供していく。

 さらには、両社のノウハウを組み合わせた新サービスの開発を検討するほか、マーケティングやプロモーション、セミナー等を共同で実施。両社の強みを相互に活かしていくことで、企業のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みをより一層支援していくとしている。

■booost × エスプールブルードットグリーン共催セミナー開催

 企業に求められるサステナビリティ対応の動向をテーマに、共催セミナーを実施する。経営者やサステナビリティ担当の方は必見。
・テーマ:プライム企業に求められるサステナビリティ対応の今後
 〜CDP、IFRS S2、GHG、SSBJ、TNFD、CSRD?〜
・日時:2024年3月29日(金)14:00~15:00
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る