サインポストが後場一段高、最新の無人決済システム採用、業績予想の大幅な増額修正も好感

■2024年2月期の業績予想は各利益とも黒字化する見込みに

 サインポスト<3996>(東証スタンダード)は4月2日、一段高となり、後場の中頃に9%高の749円(61円高)と一段と上げ、昨年来の高値を更新している。1日の夕方に2024年2月期の業績予想の大幅な増額修正を発表した上、2日にはJR東日本<9020>(東証プライム)グループと合弁の株式会社TOUCH TO GO(略称:TTG)の新無人決済システム「TTG-SENSE MICRO X」が京都橘大学内の売店に採用されたと発表しており、一段と好感買いが優勢になっている。新無人決済システムが採用された店舗は、京都橘大学(京都市山科区)の売店「ファミリーマート京都橘大学/N店」。店舗面積約30㎡、取扱品目約500種類に対応するとした。

 また、2024年2月期の業績予想は、主に販売費と一般管理費の抑制により、営業利益と経常利益が増加する見込みとなり、営業利益は24年1月に開示した予想を54.5%上回る102百万円の見込み(前期は110百万円の赤字)に見直し、当期純利益は繰延税金資産の計上も見込むなどで同4.3倍の128百万円の見込み(同132百万円の赤字)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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