セブン銀行は上げ一服だが底堅い、伊藤忠が一部株式を取得とされファミマの顧客もセブン銀に集まる期待

■ファミリーマートのATMを順次セブン銀行に切り替える方針と伝えられる

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は5月21日、午前10時にかけて2%安の270.5円(6.5円安)前後で売買され、昨20日の9%高(24円高の253.0円)からは小反落模様となっている。20日14時頃に「セブン&アイが傘下のセブン銀の一部株式を伊藤忠に売却する方針であることがわかった」(日経電子版)と伝えられ、急激に値上がりした。伊藤忠商事<8001>(東証プライム)はファミリーマートのATMを順次セブン銀行に切り替える方針とされ注目が強まった。21日は上げ一服模様に転じたが、さらなる展開を待つ様子となっている。

 ファミマのATMが順次セブン銀に切り替われば、セブン銀行はATMの設置台数を大幅に拡大することができ、コスト低減などの効率化が図れるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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