【株式市場】前場の日経平均は200円高、米NASDAQの最高値などで半導体やAI関連など高い

◆日経平均は3万9642円66銭(200円03銭高)、TOPIXは2764.02ポイント(17.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億618万株

 4月12日(金)前場の東京株式市場は、米国での半導体株高、NASDAQの3週間ぶり最高値などが好感され、レーザーテック<6920>(東証プライム)が一時1400円高などと半導体関連株の上げが目立ち、ソニーG<6758>(東証プライム)やキヤノン<7751>(東証プライム)なども出直りを強めた。また、三井不<8801>(東証プライム)は新経営計画と自社株買い発表に加え目標株価の引き上げも加わり活況高となり不動産株全体が高い。日経平均は279円高で始まり、直後に332円19円高(3万9774円82銭)まで上げたあと午前10時過ぎには15円10銭高(3万9457円73銭)まで値を消したが、SQ算出にともなう需給が作用したようで、前引けにかけては200円高と持ち直した。

 ローツェ<6323>(東証プライム)がストップ高となり8月末の株式10分割を好感。さくらインターネット<3778>(東証プライム)が12%高、さくらケーシーエス<4761>(東証スタンダード)は一時ストップ高、データセクション<3905>(東証グロース)は気配値のまま4日連続ストップ高となりAI拡大にともなうサーバー、データセンター関連株が大活況。エコモット<3987>(東証グロース)はグループ会社のGRIFFYが国土交通省東北地方整備局の「ICTサポーター」に認定との発表など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億618万株、売買代金は2兆6649億円。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は1011銘柄、値下がり銘柄数は556銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、不動産、電気機器、その他金融、ガラス土石、精密機器、パルプ紙、化学、食料品、その他製品、建設、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る