SDSホールディングスが急伸、筆頭株主との間で合弁会社、単独では困難な規模の資金調達が可能に

■「関連当事者取引」に当たるが成長速度をより高める

 SDSホールディングス<1711>(東証スタンダード)は4月23日、急反発となって時間とともに急伸し、午前10時30分にかけては14%高の567円(68円高)まで上げて3月につけた昨年来の高値640円に向けて大きく出直っている。持株傘下に省電舎などがあり省エネ・新エネ関連事業などを行い、22日に「M&A及び事業投資等のための合弁会社設立」を発表し、期待が高揚している。

 合弁会社は、筆頭株主の吉野勝秀氏との間で設立するもので、「関連当事者取引」に当たるものの、その理由は、「第一に、当社単独では、資金調達が困難な規模の投資案件について、吉野氏の支援(連帯保証等)に基づき合弁事業のSPCにおいて資金調達を行い投資実行することで、当社グループ単独では困難な資金調達を実現し、間接金融を含めた資金調達方法及び投資対象の選択肢を広げ、当社グループにおける投資による成長速度を、より高める」点にある、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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