クリナップが「キッチン白書2024」を公開、「主婦の城」から「家族の共有空間」へ

■キッチンは家族で「シェア」する空間に!

 クリナップ<7955>(東証プライム)が毎年発表している「キッチン白書」の2024年版が公開された。今回の調査では、キッチンは従来の「主婦の城」というイメージから、家族で「シェア」する空間に変化していることが明らかになった。

 調査によると、キッチンを「自分の好きなもので飾りたい」という意識は前回調査(2017年)の38%から14%へと大きく減少。また、キッチンでの料理の担い手を問うと、現在では「自分も家族も行う」が半数を超え、キッチンは自分だけでなくみんなで使う空間になっていることがわかった。

 さらに、キッチンで日常的に使用するデバイスやアイテムとして「スマートスピーカー」が14%と最多。フィットネスツールや美容機器は約10%弱と、料理に直接関係ないアイテムもキッチンでシェアされ始めている。

 これらの結果から、キッチンは単なる料理をする場所ではなく、家族でコミュニケーションをとったり、自分の時間を過ごしたりする場所へと変化していることが伺える。食や暮らしに対する意識の変化を反映した、興味深い調査結果と言えるろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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