フライトシステムコンサルティングの子会社フライトシステムコンサルティングはSBペイメントサービスと包括代理加盟店契約を締結

■電子決済事業において製品販売に加え決済代行事業を推進

 フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)の子会社フライトシステムコンサルティングは8月25日、SBペイメントサービス(SBPS)とVisa、Mastercardに関する対面でのクレジットカード決済における包括代理加盟店契約を締結したことを発表した。

■フライトシステム電子決済ソリューション

 フライトシステムは、国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月から国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。

 対応する決済端末としては、モバイル型「Incredist Premium II(インクレディスト・プレミアム・ツー)」、プリンタ内蔵の据置型「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」、自動精算機向け組み込み決済装置「VP6800」・「IFC」などモバイル型・据置型・自動精算機まで多種多様な決済ソリューションを提供している。なお、最新モデル「Incredist Premium II」ではカード決済だけではなく、マイナンバーカード読取にも対応している。

 更に決済専用端末を利用せず、汎用Android端末を使いカード決済を実現する新たな決済ソリューション「Tapion(タピオン)」も2021年に発表しており、導入企業のニーズにあったカード決済を展開していく。

■包括代理加盟店契約を軸にしたフライトシステムのビジネスモデル

 フライトシステムがSBPSと締結した「包括代理加盟店契約」では、フライトシステムが加盟店を代行してSBPSと加盟店間の加盟店契約の締結を行い、また包括代理加盟店として加盟店の管理を行うものとなる。決済種別は、対面決済におけるVisa、Mastercardのクレジットカード決済の取り扱いとなる。

 この契約によりフライトシステムでは、従来の様々な決済のニーズに合わせた豊富な製品ラインナップの販売に加え、決済ソリューションを導入する企業に対し、より最適な契約条件を提示する事で加盟店での決済手段拡充を図り、事業拡大に貢献できると考えている。更にフライトシステムでは、決済ソリューションに対し継続的に手数料収入を得る新たな収益の柱が加わることとなり、より一層決済ソリューションの拡大が見込まれる。

 具体的には、据置型決済「Incredist Trinity」において、商店街連合会など販売代理店を活用し大業から中小企業まで幅広く展開していく予定である。また今後、順次、フライトシステムの電子決済ソリューション製品ラインナップにも対応していく予定で、決済装置および決済アプリケーションの販売や決済に関連する開発だけではなく、決済手数料においてもトータルでフライトシステムが支援することで、キャッシュレス社会の広がりを推進していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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