21日上場のMFSはネットで住宅ローン媒介など行い368円で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■公開価格は400円、開発部門の人員50%増など先行投資

 6月21日に新規上場となったMFS<196A>(東証グロース)は取引開始後に368円(公開価格は400円)で初値をつけ、その後は上値371円、下値321円の間で売買されている。

 ウェブサービスおよびスマートフォン向けアプリ「モゲチェック」での住宅ローン媒介を主力サービスとし、「INVASE」では投資用不動産の仲介と仲介に係る顧客獲得を目的とした各種業務を行っている。モゲチェックでは住宅ローン審査申込に応じて広告代理店より受領する手数料が主な売り上げとなり、INVASE事業では紹介先不動産会社から手数料を受領している。

 業績見通し(2024年6月期・連結、会社発表)は、開発部門の人員数を前期比50%増と見込むなどの先行投資を行い、売上高を19億65百万円(前期比22.2%増)、営業損失1億27百万円(前期は営業損失1億39百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失1億27百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1億49百万円)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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