ミヨシ油脂は2017年以来の高値に進む、業績予想の増額修正を好感、主製品の拡販が当初の想定以上

■今12月期は営業、純利益とも前回予想の2倍超になる見込み

 ミヨシ油脂<4404>(東証スタンダード)は6月25日、再び急伸し、14%高の1535円(187円高)まで上げた後も1500円前後で活発に売買され、2017年以来の高値に進んでいる。24日の夕方に今12月期の第2四半期と通期の連結業績予想の増額修正などを発表、好感買いが優勢になっている。

 発表によると、今期・2024年12月期は、2030年に向けた経営構想に基づいて事業運営を行う中で、適正な販売価格の確保に加え、景気回復による需要の高まりに伴い、主力製品の拡販が当初の想定以上に進捗している上、原材料相場が比較的安定して推移している。これらを受け、今12月期の連結業績予想は、24年2月に開示した前回予想に対し、売上高は4.3%上回る見込みとなり、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益は同2倍超になる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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