シナネンHDグループのミライフが、ベステラの全事業所へ実質再生可能エネルギー比率100%の電力の供給を開始

■7月1日より順次

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は2日、子会社でエネルギー販売及び住宅関連事業を展開するミライフが、7月1日より順次、ベステラ<1433>(東証プライム)の全事業所へ実質再生可能エネルギー比率100%の電力を供給開始したと発表した。

 ミライフは、地域すべての顧客のエネルギー消費に関する脱炭素化を実現することを目的として、非化石証書を活用しCO₂排出量を実質ゼロとすることが可能な「カーボンニュートラルミライフでんき」・「ミライフカーボンニュートラルLPガス」など、環境配慮型のエネルギーを販売している。

 今回、実質再生可能エネルギー比率100%の電力を供給するベステラは、プラント設備の解体工事を中心に、プラントに関する様々な高付加価値サービスを提供している。また、中期経営計画「脱炭素アクションプラン2025」では、「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた地球環境への貢献」を戦略の方向性として掲げ、持続可能な地球環境を維持するための活動を重要課題の一つとしている。

 2022年4月には、気候変動を始めとする社会課題の解決に向けて、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明するなど、環境負荷低減および脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めている。

 こうした中、温室効果ガス排出量の一層の削減に向けて、ベステラの全事業所に対し、ミライフが実質再生可能エネルギー比率100%の電力供給を行うことになった。今回の取り組みによる、温室効果ガス排出量の削減量(非化石証書含む)は、年間約 55トンとなる見込みである。

 シナネンホールディングスおよびミライフはこれからも、多様化するライフスタイルやニーズの変化に対応したサービスを展開し、脱炭素社会および持続可能な社会の実現に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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