【マーケットセンサー】今年の夏相場は「確トラ」と「もしハリス」の狭間で、もう一つの夏相場が勃発か!?

■猛暑関連株が狙い目!足元重視で予測可能

 政治の不確実性が高まる中、株式市場は新たな投資機会を模索している。トランプ前大統領の再選確率が高まる一方、バイデン大統領の撤退とハリス副大統領の台頭という新たな展開が生じ、市場は混迷を深めている。このような状況下で、投資家の関心は政治の影響を受けにくい猛暑関連銘柄に向かっている。

 記録的な暑さが続く中、熱中症対策関連企業の株価が上昇している。アイスクリーム・冷凍食品メーカーや家電量販店、空調機器メーカーなどが注目を集めている。特に、アイスコやB-Rサーティワンアイスクリームなどの食品株が好調で、ダイキン工業をはじめとする空調機器メーカーも期待されている。

 さらに、断熱パラソル、空調作業服、ネッククーラーなどの熱中症予防グッズメーカーにも投資家の目が向けられている。プール用殺菌剤や家庭用殺虫剤、冷凍機械メーカーなども割安修正の余地があるとされる。昨年の記録的な暑さを考えると、この猛暑相場は長期化する可能性もあり、投資家にとって魅力的な機会となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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