TOPPANと熊本大学、くずし字AI-OCRで古文書解読に成功、新たな歴史発見と防災への貢献へ

■5万枚の古文書を短期間でテキスト化、江戸時代の社会史研究に新たな光

 TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)グループのTOPPANと熊本大学は7月26日、AIによる文字認識技術(AI-OCR)を活用し、細川家文書という古文書約5万枚を短期間でテキスト化することに成功したと発表。この技術により、専門家でも解読が困難だったくずし字の文書を大量に分析できるようになり、江戸時代の社会史研究に新たな可能性が開けた。

 特に、災害に関するキーワードで検索した結果、地震や洪水などの自然災害、飢饉や疫病に関する記述が多数発見された。これらの情報は、現代の防災計画策定にも活かされることが期待されている。

 今回の成果は、AI技術が歴史研究の分野に大きな革新をもたらすことを示すもの。今後、両者はさらに研究を進め、江戸時代の社会史研究を深化させるとともに、防災意識の向上や地域活性化に貢献していく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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