古河機械金属グループの古河産機システムズ、国内最大の水再生センターに汚泥ポンプ10台納入

■国内シェア60%超え、汚泥ポンプのリーディングカンパニー

 古河機械金属<5715>(東証プライム)グループの中核事業会社で、産業機械部門を担う古河産機システムズ株式会社(本社:東京都千代田区)は7月26日、東京都下水道局から森ヶ崎水再生センターの汚泥ポンプ設備改良工事を受注した。工事は、同センターの老朽化した汚泥ポンプ設備を改良し、水処理機能の向上を図るもので、東西二つの施設に計10台の汚泥ポンプを新たに設置する。東施設に5台、西施設に5台を納入し、既存設備の改良を行う。
 
森ヶ崎水再生センターは東京都大田区に位置し、東西二つの施設からなる国内最大の水再生センターである。今回の工事は、東京都下水道局から発注され、工期は2024年4月2日から2026年2月24日までの予定である。請負金額は781,000,000円で、東施設には返送汚泥ポンプ3台、第一沈殿池汚泥ポンプ2台、西施設には返送汚泥ポンプ3台、余剰汚泥ポンプ2台を納入する。

 古河産機システムズは1920年代からポンプ事業を展開しており、全国約2,200箇所で12,000台以上の下水処理場向け汚泥ポンプが稼働している。国内シェアは約60%を誇り、今後も高効率、省エネ、長寿命化によるランニングコスト低減に貢献する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る