科研製薬、クロスメッドとの整形外科疾患の治療に関するプログラム医療機器の創出に向けたフィージビリティ・スタディ契約を締結

■整形外科領域におけるSaMDの創出を目指す

 科研製薬<4521>(東証プライム)は2日、クロスメッド(東京都板橋区)と整形外科疾患の治療に関するプログラム医療機器(SaMD)の創出に向けたフィージビリティ・スタディ契約の締結を発表した。

 クロスメッドは、運動器(膝・股関節)に特化したヘルスケアアプリ「くるあR」及び医療機関向け「くるあRワークステーション」の販売を2023年10月より展開しているスタートアップ企業である。くるあRシリーズとして、自宅でのリハビリ支援システムの製品化に向けた効果検証や独自の製造プロセスの開発を進めている。

 科研製薬は、「長期経営計画2031」の研究開発Transformationの中で新規分野へのチャレンジの施策として、整形外科領域でのデジタル活用を掲げ、専門企業とのデジタル製品の共同開発による整形外科領域でのデジタル活用の検討を進めている。同契約により、クロスメッドの開発品について、整形外科領域におけるSaMDの創出を目指し、共同で開発を加速するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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