ノイルイミューン・バイオテックが一時ストップ高、難治性固形がんに対する山口大学との共同研究の成果に期待集まる

■論文が米国癌学会学術誌の電子版で公開されたとの発表を材料視

 ノイルイミューン・バイオテック<4893>(東証グロース)は9月18日、次第に騰勢を強めて反発幅を広げる相場となり、午前10時半にかけて一時ストップ高の219円(50円高、29%高)をつけて大幅に出直っている。9月13日付で、難治性固形がんに対する山口大学との共同研究の成果に関する論文が米国癌学会(AACR)学術誌の電子版にて公開されたと発表しており、注目が強まったと見られている。

 発表によると、共同研究では、代表的な難治性固形がんである膵臓がんと神経膠芽腫に対して優れた治療効果を発揮することを動物モデルにて実証したなどの成果を上げた。既存の血液悪性腫瘍に対するCAR-T細胞療法は、強力な治療効果を実証し、臨床応用が進んでいるが、固形がんに対するCAR-T療法はまだ開発途上であり、臨床的有効性の報告も限られているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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