ジーデップ・アドバンス、宗谷グリーンデータセンターにGPU検証環境提供

■豊田通商・ユーラスエナジー推進事業でPoC向けテストドライブ

 ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は1月28日、豊田通商<8015>(東証プライム)とユーラスエナジーホールディングスが共同で推進する「宗谷グリーンデータセンターⅠ(仮称)」に、PoC向けGPUテストドライブを提供すると発表した。再生可能エネルギー直結型のグリーンデータセンターを活用し、高性能かつ省エネルギーなGPUクラウド基盤の検証環境を構築する。エージェントAIやデジタルツインなどの実運用を見据え、地域AIインフラの整備を進める。

 国内AI市場は生成AIの普及を背景に急拡大し、2028年度には約2.8兆円規模に達する見通しだ。一方で、都市部データセンターへの集中による電力制約、高性能GPU演算基盤の不足、首都圏一極集中に伴う災害・電力リスクといった構造的課題が顕在化している。こうした状況を受け、安定的なクリーン電力と大規模演算資源を両立させた分散型AI基盤の構築が求められている。

 「宗谷グリーンデータセンターⅠ(仮称)」は、北海道稚内市の風力発電所「樺岡ウインドファーム」に隣接し、自営線で生グリーン電力を直接供給する国内初のデータセンターとなる。ジーデップ・アドバンスは同施設内で最新GPUサーバーを用いた検証環境を提供し、2028年の本格稼働に向け段階的に設備を拡張する計画だ。AI計算資源の地方分散を通じ、災害耐性と事業継続性を高めるとともに、地域産業や研究機関を支える分散型AI社会の基盤形成を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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