日経平均700円高、NY株高や配当再投資に絡む買い活発、2週間ぶりに3万9000円台を回復

東京証券取引所

■米次期財務長官に「投資ファンドの経営者」とされ買い安心感も

 11月25日午前の東京株式市場では、日経平均が時間とともに騰勢を強め、午前10時に763円45銭高(3万9047円30銭)まで上げて11月12日以来、約2週間ぶりに3万9000円台を回復している。

 円相場は円高気味だが、トランプ次期政権の財務長官に指名されたスコット・ベッセント氏が「投資ファンドの経営者」と伝えられたことやNYダウの426ドル高、最高値更新などを受けて買い安心感が広がったようだ。また、11月27日は9月末の配当金の権利付最終日に当たり、株価指数に連動運用する投資信託などは翌28日に配当を再投資する手順として株価指数先物の買いを入れることが多いとされ、こうした買いによる上げを先回りする先物買いも入っているもようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る