崎陽軒、「シウマイ弁当」を950円から1070円に値上げ、原材料高騰を背景

■原材料価格の高騰や経費増大で

 崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表。近年、原材料や包装資材、諸経費の高騰が続き、同社はこれまで経営努力によるコスト削減や生産性の向上に努めてきた。しかし、原材料価格の高騰やその他の経費増大により、現行価格での製品供給が困難と判断し、価格改定を実施することを決定した。

 今回の価格改定では、シウマイや弁当類、菓子類など幅広い製品が対象となる。たとえば、「昔ながらのシウマイ15個入」は税込価格が660円から700円に、「シウマイ弁当」は950円から1070円に改定される。具体的な改定内容は製品ごとに異なり、同社の公式発表や店舗で確認可能である。また、一部限定商品やギフトセットも新価格に変更される予定。

 崎陽軒は、今回の価格改定が製品の安定供給と品質維持のために必要な措置であると強調している。同時に、これまでと変わらず、顧客満足度向上に向けた努力を続ける姿勢を示している。同社は「製品品質とサービスの向上に引き続き取り組み、お客様にご満足いただける製品をお届けする」とコメントしており、長年支持を受けてきた伝統あるブランドとして、今後も信頼に応えることを目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る