セブン&アイHDは3日続落模様、第3四半期大幅減益で様子見だが買収提案への対応に期待し押し目買いも

セブン&アイ・ホールディングス 3382

■「買収判断、5月までに」とされ新たな展開に期待

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は1月10日、2324.5円(50.0円安)で始まり、3日続落模様となっている。9日午後に発表した第3四半期決算(2024年3~11月・累計/連結)が経常利益27.5%減、親会社株主に帰属する四半期純利益65.1%減となり、大方の市場予想を超える減益との見方があり、推移が注視されている。ただ、関連報道では、「買収判断、5月までに」(日本経済新聞1月10日付朝刊)とする会社側の意向が伝えられており、これに期待して押し目を買う動きもあるようだ。

 今期・2025年2月期の連結業績予想は従来通りとし、営業収益は11兆8790億円(前期比3.5%増)、経常利益3560億円(同29.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1630億円(同27.4%減)を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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