【株式市場】前場の日経平均は193円安、一時493円安まで下押すが切り返す

◆日経平均は3万9411円76銭(193円33銭安)、TOPIXは2727.57ポイント(8.35ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億1491万株

 1月10日(金)前場の東京株式市場は、日経平均が続落模様で始まったまま午前10時頃には439円安まで下押したが、前引けは193円安まで切り返した。引き続き、トランプ氏が友好国も含めた一律関税を示唆したことなどが手控え要因とされたが、アドバンテスト<6857>(東証プライム)やキオクシアHD<285A>(東証プライム)などが強く、三菱重<7011>(東証プライム)や古河電工<5801>(東証プライム)などの次世代インフラ関連株もしっかりとなった。

 久光製薬<4530>(東証プライム)が急伸し業績予想の増額修正など好感。セブン&アイ・HD<3382>(東証プライム)は減益決算を受けて続落模様の始まりだったが切り返して小高くなり、市場の関心は買収提案への対応に移行の様子。フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)も急伸しマイナンバーカードの機能拡大報道や新株予約権の行使促進期待などある様子。

 東証プライム市場の出来高概算は9億1491万株、売買代金は2兆2780億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は668銘柄、値下がり銘柄数は900銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、非鉄金属、金属製品、精密機器、機械、その他製品、鉱業、農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る