ワークマン、#ワークマン女子から『Workman Colors』へ、400店舗計画を始動

■男性市場開拓へ、店名変更で顧客層拡大

 ワークマン<7564>(東証スタンダード)は1月23日、#ワークマン女子店を「Workman Colors店」に改名し、地方展開を本格化させる戦略を発表した。人口が少ない地方都市では男女両方の顧客獲得が不可欠との判断から、2025年2月20日から年間40店舗を出店し、7年半後の2032年までに400店舗体制を目指していく。

 従来の#ワークマン女子店は女性向けに特化していたが、Colors店では男性向けのベーシック衣料市場に本格参入する。25年秋には専売製品比率を60%、26年秋には80%まで引き上げる計画であり、男女の製品比率を1:1にする方針を示した。

 銀座店での改名実績を踏まえ、地方のアパレル小売市場に「新風」を吹き込み、業界大手2社と競合できる第3の選択肢として成長を目指す。10年後には900店舗まで拡大し、日本最大の店舗網構築を視野に入れている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る