イトーキがグループ内組織を再編し効率化と競争力を強化、重点戦略遂行の一環

■2026年12月期に営業利益140億円(同100億円)めざす

 イトーキ<7972>(東証プライム)は1月27日の午後、グループ内組織再編による経営効率化について発表し、「グループ全体最適による効率化の追求、および競争力の強化を目指し、グループ内組織再編を行う」とした。

(1)連結子会社である伊藤喜オールスチール株式会社を吸収合併。
(2)連結子会社である株式会社ダルトンが、ダルトンの連結子会社である不二パウダル株式会社を吸収合併。

 イトーキは、「持続的な成長力を高める」ことをテーマとして、2024年から3ヶ年の中期経営計画『RISE TOGROWTH2026』を策定し、重点戦略「7Flags」およびESG戦略を実行している。これら戦略の実現を通じて、2026年に売上高1500億円(2024年度の見込みは1378億円)、営業利益140億円(同100億円)、ROE15%の達成(同11~12%)、および配当性向40%の株主還元を目指している。そのようななか、重点戦略「7Flags」の03:専門施設領域、04:高収益化、05:グループシナジーにおける戦略遂行の一環として、このたびのグループ内組織再編を行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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