Jトラストの24年12月期は営業収益が12.2%増加し過去最大、利益は反動減となったが今期はV字急回復を見込む

(決算速報)

■韓国及びモンゴル金融事業が回復傾向、国内と東南アジアは着実に利益

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)の2024年12月期・連結決算(IFRS)は、売上高に相当する営業収益が前期比12.2%増の1281億70百万円で過去最大となった。東南アジアの金融事業での銀行業における貸出金の増加や、日本金融事業での証券業務やクレジット・信販業務における手数料収益の増加などが寄与した。また、販売用不動産における販売収益が増加したこと等により、業績は順調に拡大した。

 営業利益は同22.4%減の62億52百万円となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は同63.0%減の60億40百万円だったが、前期(23年12月期)に株式会社ミライノベートの吸収合併にともなう「負ののれん発生益」101億円を計上したことの反動減が主な要因。韓国及びモンゴル金融事業では業績が回復傾向にあり、日本金融事業や東南アジア金融事業の銀行2行(Jトラスト銀行インドネシア、Jトラストロイヤル銀行)が着実に利益を計上した。

 今期(25年12月期)の連結業績予想は、営業収益が1351億円(前期比5.4%増)、営業利益が111億円(同77.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は65億円(同7.6%増)を想定する。予想1株利益は48円96銭。

 24年12月期の同社グループの新たな事業展開としては、Jトラストグローバル証券株式会社(Jトラストグローバル証券、JTG証券)で、プライベートバンキングサービスを提供できる人材「プライベートバンカー」の獲得・育成に力を入れている。24年12月26日時点で公益社団法人日本証券アナリスト協会が制定したプライベートバンカー(PB)の認定資格である「プライマリーPB」保有者数は71名(在籍する営業スタッフの本資格取得率70.7%)。アナリスト協会のウェブサイトで公表されている本資格所有者の所属企業上位10社にランクインしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る