PKSHA Technologyはストップ高、第1四半期の大幅増益を好感

■AIリサーチ&ソリューション事業など好調で行背k上振れ期待

 PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東証プライム)は2月14日、12%高で始値をつけた後も一段と上げ、ストップ高の4720円(700円高、17%高)で売買されながら急伸相場となっている。13日の夕方に発表した第1四半期決算(2024年10~12月、IFRS・連結)が大幅な増収増益となり、事業利益は前年同期比32.5%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は関係会社株式売却益なども加わり2.5倍。注目が集中している。

 この第1四半期は、「AI Research & Solution事業」「AI SaaS事業」とも好調に推移した。前期に子会社化した株式会社トライアンフが連結業績に寄与したこともあり、売上収益は同25.9%増加した。今期・25年9月期の連結業績予想は全体に据え置き、売上収益は200億円(前期比18.4%増)、事業利益は33.5億円(同6.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は26億円(同23.8%増)。第1四半期の推移が続けば上振れるとの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る