ヨンキュウ、株主優待年2回に変更、期末配当20円も決定、中長期保有の促進へ

■「薩摩の若うなぎ」蒲焼を年2回贈呈、200株以上保有が対象に

 ヨンキュウ<9955>(東証スタンダード)は2月26日、開催した取締役会で、株主優待制度の実施回数を年1回から年2回に変更することを決定したと発表。新たな実施基準日は3月末と9月末となり、対象株主の条件も従来の100株以上から200株以上に引き上げられる。優待品には、同社子会社の西日本養鰻が養殖した「薩摩の若うなぎ」の蒲焼が含まれ、200株以上500株未満の株主には1尾(3,000円相当)、500株以上の株主には2尾(6,000円相当)が贈呈される。新制度は2025年9月末から適用される。

 また、同取締役会では、2025年3月期の期末配当予想の修正も決議された。当初、未定とされていた期末配当は、前年と同様に1株当たり20円(普通配当17円、特別配当3円)とすることが決定された。近年、気候変動による自然災害や物価高騰などで経営環境は厳しいものの、株主への感謝の意を込め、安定した配当を継続する方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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