【バイク王調査レポート】2024年最も売れた中古バイクは?ホンダ「レブル250」が首位独占!

■400ccクラスの定番「CB400スーパーフォア」もランクイン!

 バイク王&カンパニー<3377>(東証スタンダード)が運勢するバイク未来総研は2月28日、2024年の中古バイク販売ランキングを発表した。全国のバイク王店舗での販売台数を基にしたこの調査では、ホンダ「レブル250」とその特別仕様「レブル250Sエディション」が1位・2位を独占する結果となった。レブル250は2017年の登場以来、コンパクトな車体と優れた足つき性、安定した走行性能で幅広いライダー層から支持を集めている。特に女性ライダーや初心者からの人気が高く、中古市場でも流通量の多さやカラーバリエーションの豊富さが「売れるバイク」としての強みとなっている。

■「CB400スーパーフォア」「Ninja400」など定番モデルも健在

 ランキング3位にはホンダ「CB400スーパーフォア(NC42)」がランクイン。このモデルは長年400ccクラスを代表するネイキッドバイクとして親しまれてきたが、2022年に惜しまれつつ生産終了。それでも根強い人気を誇り、特に水冷4気筒エンジンのフィーリングや耐久性が評価されている。また、5位にはカワサキ「Ninja400(EX400G)」が入った。同モデルはNinja250と同等の軽量車体に400ccの高出力エンジンを搭載し、スポーティな走行性能が魅力となっている。Ninjaシリーズは250ccクラスも含めると3車種がトップ20にランクインし、依然として高い人気を誇ることが明らかになった。

■ハーレーや大型モデルもランクイン!中古市場の今後に注目

 ランキングでは、国産車が上位を占める中、ハーレーダビッドソンも2車種がランクイン。XL1200X(12位)とXL883N(19位)は、大型クルーザーとしての魅力に加え、中古市場ならではの価格メリットも影響していると考えられる。大型バイクではカワサキ「Z900RS」も10位に入り、ネオクラシックブームの流れが反映された結果となった。中古バイク市場は、新車市場とは異なる選び方が求められる。価格や在庫状況、リセールバリューなどを考慮しながら、ライダーたちは「今買える最適な一台」を見つけているのだろう。今後も市場動向に注目が集まりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る