神戸物産が再び出直って始まる、トランプ大統領が「円安牽制」発言、円高を材料視

■中国と日本を例に挙げ通貨安政策を批判と伝えられる

 神戸物産<3038>(東証プライム)は3月4日、再び出直って始まり、取引開始後は3430円(91円高)と昨年来の安値圏から出直っている。円高が追い風になる銘柄。「トランプ氏、日本や中国が通貨安政策取るなら米国は『不利な立場に』」(BloomBergニュース3月4日早朝)と伝えられ、為替が1ドル149円台の円高に振れているため見直されたようだ。

 報道によると、「トランプ米大統領は3日、日本と中国が通貨安政策を取るなら米国は『不当に不利な立場に置かれる』と述べた」。「中国と日本を例に挙げ、こうした国々に関税を課すと示唆」した。さらに、「これを非常に簡単に解決する方法は関税だ」とも述べたという。日本に対する「取引」がついに出てきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る