西川ゴム工業、株式分割と株主優待制度の一部変更を発表

■株主優待制度は分割比率に基づき調整、100株以上200株未満の株主向けに新設

 西川ゴム工業<5161>(東証スタンダード)は3月5日、開催の取締役会において、株式分割と株主優待制度の一部変更を決議したと発表。株式分割は、投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的とする。2025年3月31日を基準日として、1株につき2株の割合で分割する。効力発生日は2025年4月1日だ。

 株主優待制度については、株式分割に伴い贈呈基準を調整し、100株以上200株未満の株主に対する優待を新設する。これにより、より多くの株主が優待を受けられるようになる。ただし、2025年3月末の株主優待は、分割前の保有株式数を基準とし、現行通り実施される。

 今回の株式分割では、資本金の額に変更はない。2025年3月期の期末配当金は、株式分割前の株式数を基準とする。西川ゴム工業は、今回の株式分割と株主優待制度の変更を通じて、株主への利益還元と株式の流動性向上を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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